参加人数は45人、県外勢も結構いたようで、中々賑やかな大会になっていました。
使用デッキは、こっそり調整していた黒単コルフェノール。前回の大会やFinals予選では、黒緑などという軟弱なカラーに浮気して失敗したので、今回は純粋な黒単をチョイスしました。
デッキリストはLancerさんのページを参照……と言いたい所ですが、普段の大会のデッキリストは公開されない時もあるので、こちらに晒して置きます。

 
黒単コルフェノール・コントロール 
[メインデッキ]
クリーチャー:11枚
4 《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
4 《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade(FUT)》
3 《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》
呪文:25枚
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
3 《恐怖/Terror(10E)》
3 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》
3 《滅び/Damnation(PLC)》
2 《不敬の命令/Profane Command(LRW)》
4 《精神石/Mind Stone(10E)》
4 《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans(LRW)》
1 《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix(TSB)》
1 《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》
1 《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
土地:25枚
20 《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CSP)》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth(PLC)》
2 《占術の岩床/Scrying Sheets(CSP)》
2 《ウルザの工廠/Urza’s Factory(TSP)》
[サイドボード]
3 《根絶/Extirpate(PLC)》
2 《真髄の針/Pithing Needle(10E)》
1 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
1 《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》
3 《困窮/Distress(10E)》
2 《突然の死/Sudden Death(TSP)》
1 《滅び/Damnation(PLC)》
1 《ネクラタル/Nekrataal(10E)》
1 《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》

以前の都道府県別選手権で使用した黒単コルフェノールを調整したものです。
デッキ名の通り《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》を投入して打撃力と防御力を上げた感じですね。他にも、以前のバージョンで問題だった歪なマナカーブも矯正できますし、《不敬の命令/Profane Command(LRW)》のリアニメート対象が増える点も見逃せません。
前回のデッキよりも安定性が増しているので、回していて非常に心強く感じました。まあ、カードが集まらなかったのでサイドはかなり適当ですけどw

1回戦目 黒青マネキン ○×○
1本目では無色ランド3枚と沼、《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》しかプレイされなかったので、相手も黒コンかと思ってましたw
マネキン戦は、飛行クリーチャーで殴り続けられるとやや厳しいものの、相手が《滅び/Damnation(PLC)》以外にコーラシュへの根本的な回答を持たのと、デッキの二本の柱――《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》と《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》のうち、後者を殆ど無駄カードに出来る為、基本的に有利なマッチアップだと思います。
1本目は、《砂漠/Desert(TSB)》や《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》などの無色ランドしか置けない相手を尻目に、コーラシュビートで勝利。幸先の良いスターと思われましたが、此処でデッキリストの登録ミスが発覚し、2本目は不戦敗に。反対に出鼻を挫かれた恰好になってしまいました。
しかし、それはそれ。気を取り直しての3本目は、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》のハンデスでアドバンテージを広げた後、コーラシュにハンマーを装備した時点で対戦相手が投了。何とか調子を持ち直しました。

2回戦目 白緑キスキン ×○○
1本目は、マリガンスタートの上にランドが3枚でストップするという宜しくない展開に。何とか死ぬ前にランドを引き込んで《滅び/Damnation(PLC)》をプレイするも、次のターンに出て来たのは《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg(LRW)》。目下これを除去できるカードが無かった為コーラシュで地上を固め延命を図ろうとしたものの、次のターンに《忘却の輪/Oblivion Ring(LRW)》をトップされて負け。
2本目も相手の場にガドックが降臨し、こちらが引いてくるのは《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》と《滅び/Damnation(PLC)》ばかりと言った具合でした。しかし、今度は私の場に《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》が3体いた為、ダメージレースで競り勝つことに成功しました。まあ、相手のプレイミスが無ければ負けていたんですけどもw
そんな調子で辿り着いた3本目。今回は相手の引きがそこまで強くなく、ガドックも《恐怖/Terror(10E)》で除去することに成功。最後はコーラシュハンマーでggでした。
しかし、3回やってガドックを除去できたのが一回だけと言うのは、このデッキ的にどうなんでしょうね。

3回戦目 赤単ドラゴンストーム ○×○
1本目、デッキ的にメインでは不利なため厳しい戦いを予想したのですが、やはりその通りに。6〜7ターン目辺りに《ドラゴンの嵐/Dragonstorm(TSB)》がもたらした《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》4体によって、あっとういう間に火だるまにされました。
しかし2本目からはサイドから大量のハンデスと《根絶/Extirpate(PLC)》を投入できる為、話が違って来ます。《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》、《困窮/Distress(10E)》と続け、そこから鉄足とコーラシュのビートを開始して、きっちりライフを削り切りました。
ラストの3本目は手札破壊は殆ど出来ませんでしたが、「コーラシュ→2枚目を壮大」という流れでマナ基盤を整えつつ、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》によるサーチで《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》を積み込んで勝ち。苦手なデッキだけに、此処で勝利できたのは嬉しい限りでした。

4回戦目 氷雪ビッグマナ ○○-
1本目は、相手が《北方行/Into the North(CSP)》から《調和/Harmonize(PLC)》連打で手札を整え、順調にマナを伸ばしながら《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》をプレイしてくる綺麗な流れでしたが、デッキ的に向こうはコーラシュに手を出せない為、ハンマーを装備してのアタックで形成は完全に逆転、《調和/Harmonize(PLC)》3枚分のアドバンテージを物ともせずに勝利しました。
2本目は、こちらが《真髄の針/Pithing Needle(10E)》で《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LRW)》を指定しつつ、《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans(LRW)》と《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》でアドバンテージ差を決定的なものとし、最後はコーラシュと鉄足によるビートで勝ち。
ビッグマナ系は完全にお客さんなので、相性差を見せ付けた恰好でしょうか。

5回戦目 青黒フェアリー ○○-
1本目は、《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》でビートされるも、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》の手札破壊でアドバンテージをつけながら徐々に盛り返して行き、やがて引き当てた《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》でこれを除去、《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》をプレイされるも、8/8にまで巨大化したコーラシュの前ではもはやチャンプブロッカーにしかならず、そのまま殴って勝ち。
2本目は、《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler(LRW)》2連打でやや厳しい立ち上がり。《滅び/Damnation(PLC)》で除去したかに見えるも、《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》で片方を残され、そのまま殴られるという状況が続きました。ですが、此処から《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans(LRW)》で獲得していたアドバンテージと《ギックスのかぎ爪/Claws of Gix(TSB)》によるライフ回復を生かし、状況を盛り返していきます。コーラシュこそ《滅び/Damnation(PLC)》で除去されるも、その後プレイした鉄足にハンマーをつけた時点で、相手が投了を宣言しました。

6回戦目 黒青マネキン ○○-
1本目は、相手に《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》を3枚連続で待機されてやや苦しい状態に陥り、上空からのアタックで残りライフ7点まで減らされてしまいます。ですが、そこから《堕落の触手/Tendrils of Corruption(TSP)》でライフを取り戻しつつ、《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(LRW)》で積み込んだハンマーでライフを一気に削り切りました。
2本目は、相手がプレイした《惑乱の死霊/Hypnotic Specter(10E)》によって《根絶/Extirpate(PLC)》をディスカードさせられ、更にそこからプレイされた《根絶/Extirpate(PLC)》によって、手札にあったもう一枚の《根絶/Extirpate(PLC)》もリムーブされてしまいます。ですが、こちらの場には、壮大能力で10/10程度にまで膨れ上がったたコーラシュと大量のマナ。更にそこから《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans(LRW)》でアドバンテージを稼いでいき、状況を盛り返していきます。相手は《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate(TSP)》や《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant(FUT)》でのバウンス、《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》でのブロックにより延命を図りますが、最後は《熟考漂い/Mulldrifter(LRW)》をプレイされた返しで《不敬の命令/Profane Command(LRW)》での本体7点火力とコーラシュによる11点アタックを叩き込み、15点あったライフを一瞬で削り切りました。
実はこの時、用事があった為、20分以内に試合が終わらなければ投了する積もりで望んでいたんですが、本当に20分掛からずに終わるとは思いませんでしたw

まあ、そんな訳で昨日も書いた通り、結果は6-0での優勝。数ヶ月ぶりの全勝だったので、なかなか感慨深かったですね。
何だかんだ言って《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans(LRW)》はかなり強いので、興味がある人は試して見ると良いと思います。

それでは、今日はこんな所で。
 
 
 
※文章がおかしい所は後で修正します。
 

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